CASE STUDY 事例紹介

  • LITONEPDF
  • kintoneカスタマイズ

サイボウズ事例協同エンジニアリング株式会社様

2024.12.17

協同エンジニアリング株式会社 : https://www.kyodo-cec.co.jp/

業務内容総合建設コンサルティング
製品の利用用途契約案件管理、原価管理

手作業による原価管理が不要になり、迅速かつ正確な原価把握が可能に
大分県に本社をもつ協同エンジニアリング株式会社は、官公庁向けの建設コンサルティングサービスを提供する企業です。豊富な専門知識と現場経験を活かし、クライアントに対し、円滑なプロジェクト推進のための技術サービスを提供しています。プロジェクトの計画から実行、完成に至るまで、高い技術でサポートする体制を整えています。

建設コンサルティング業務におけるプロジェクト管理は、複雑なコスト構造と多岐にわたる人員管理が求められます。同社でも、各プロジェクトの原価管理、特に人件費や作業工数の把握が重要課題となっていました。しかしながら、現在の管理方法ではExcelを使った手動集計が中心で、集計作業に多くの時間と人的リソースが割かれていました。

今回は協同エンジニアリング株式会社の担当者である首藤さんに、課題に感じていたところや効果について伺いました。
品質の高い技術サービスの提供やクライアント対応といったコア業務へのリソース集中を実現
課題に感じていたことなど

【導入前の課題】
協同エンジニアリング株式会社では、案件管理と作業日報の管理が分離しており、プロジェクトごとの原価を手作業で集計していました。この方法では効率が悪く、迅速な意思決定が困難でした。また、集計作業に多くの時間を要し、本来注力すべきコア業務にリソースを割けない状況が続いていました。

【解決策】
こうした課題を解決するため、協同エンジニアリング株式会社では、株式会社GlobalBと協力し、kintoneを活用した原価管理システムを構築しました。
・作業日報の自動集計:各スタッフが日々入力する作業工数を案件ごとに自動集計する機能をkintone上に実装。これにより、手作業による原価管理が不要になり、迅速かつ正確な原価把握が可能になった。
・カスタマイズによる効率化:kintoneのログインユーザと案件にアサインされている担当者を照合し、マッチしたものだけが登録できるようカスタマイズ。これにより、全スタッフがスムーズに工数登録を行えるようになった。
・LITONE PDFの活用:外注発注書をkintoneからLITONE PDFで直接出力する仕組みを構築。データの一元管理に貢献し、業務効率を向上させた。

【導入にて期待される効果】
各スタッフが日々入力する作業日報の工数を案件ごとに自動で集計できる仕組みを構築しました。これにより、手作業による原価管理が不要となり、迅速かつ正確な原価把握が可能になります。
また、案件ごとにアサインされている担当者を基に予実を集計する必要があることから、kintoneのカスタマイズを実施しました。この仕組みにより、作業日報を登録する際には、kintoneのログインユーザと案件にアサインされている担当者を照合し、マッチしたものだけを登録できるようになりました。これにより、全スタッフがスムーズに工数登録を行える環境が整いました。
また、外注発注書については、LITONE PDFを活用してkintoneから直接出力できる仕組みを導入しています。この仕組みによって、データの一元管理が可能となり、業務効率化やコスト削減にもつながっています。

今後どのようになっていきたいか

今回のシステム導入をはじめ、協同エンジニアリング株式会社ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進していきます。クラウド環境での一元管理をさらに進化させ、建設業における効率的な原価管理のモデルケースとして、新たな価値を提供していく方針です。

今後は出来高の集計などもkintoneで行えるようにし、Excelでの集計業務を削減することで、さらなる効率化を図ることを目指しています。この取り組みを通じて、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と業務全体のさらなる最適化を図ります。

ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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