CASE STUDY 事例紹介

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LITONE for Excel株式会社ワイズ関西様「システム移行期」に既存業務とkintoneをつなぐLITONE for Excel活用術

2025.07.22


滋賀県に地域密着し、人材紹介や採用支援、人事・労務支援、人材派遣など、企業と人と地域を繋ぐ株式会社ワイズ関西様。同社では、情報をkintoneへと集約する大規模なシステム移行の過渡期において、既存のExcel業務との連携に課題を抱えていました。

今回は、社内のあらゆる部署から相談を受け、システム構築から業務改善までを一手に担う業務推進グループの安井さんにインタビューし、LITONE for Excelを導入した理由をお聞きしました。


「手間を増やさずに移行する」総合人材サービス企業ワイズ関西様のDX

Q:株式会社ワイズ関西様の事業内容を教えてください。

安井:当社は滋賀県を中心に、企業向けと求職者向けの双方にサービスを提供しています。人材紹介や人材派遣、就職・転職支援、人事・労務支援といった人材サービスを展開しています。

株式会社ワイズ関西様HPはこちら▶ https://wise-kansai.com/

Q:安井さん業務内容について教えてください。

安井: 業務推進グループに所属しています。簡単に言うと、社内のさまざまな業務を横断的に支援し、改善していくポジションです。

求人情報の管理や社内システムの開発、広報、業務改善など、関わる領域は多岐にわたります。

営業や経理など、各部門から寄せられる課題に対して、解決策を提案・実行していくのが主な役割です。

Q:社内の様々な業務を担当されていますが、仕事を進める上で大切にしていることは何ですか?

安井:僕が心がけているのは、相談を受けたときに「何が起きているか」だけを聞くに留まらず、「その課題がどんな流れの中で生じているのか」をしっかり把握することです。

たとえば「この作業が面倒」「ここを効率化したい」といった声に対しても、まずはじっくりと背景を聞き出し、関連する業務や前後のプロセスを確認します。業務は一つひとつが独立しているわけではないので、他部署や他の工程とのつながりを無視して改善しても、本質的な解決にはならないからです。

Q:なぜ、全体のヒアリングが重要なのでしょうか?

安井:課題というのは、表に出てきた“困りごと”だけを見て対処しても、結局は別のところで歪みが出たり、また似たような問題が起きたりするんです。

だからこそ、業務全体の構造を理解したうえで、根本的にどう仕組みを変えるべきかを考えるようにしています。場合によっては、新しいシステムを構築したり、業務フローそのものを再設計することもあります。

「とりあえずの対応」ではなく、「本当に意味のある改善」を目指し、最適な解決策を考えるようにしています。

現場の混乱なくDXを進めるために「手間を増やさない」LITONE for Excelの導入背景

Q:LITONE for Excelを導入した理由を教えてください。

安井:もともとはデータをExcelに入力して管理していたのですが、kintoneの導入を機に、情報を一元化していく方針になりました。ただし現場では、従来のExcel帳票をそのまま使い続ける必要がある場面も多く、「移行はしたいけれど、現場の手間は増やしたくない」という状況だったんです。

そんな中でLITONE for Excelは、kintoneのデータを既存のExcelフォーマットに合わせて出力できる、“つなぎ役”として非常に現実的な選択肢でした。

他にも同様の製品はありましたが、LITONEはコストも抑えられていて、設定もわかりやすい。限られた時間とリソースの中で導入できる、ちょうど良いツールでした。

Q:kintoneにはどのような情報を登録・管理していますか?

安井:kintoneには求職者情報や現社員・正社員の基本情報、派遣先企業の情報、さらに役所関連の手続き情報や売上データなどを登録しています。

以前はExcelや専用システムで個別に管理していましたが、今はできるだけ情報をkintoneに集約する方針です。

Q:実際に導入してみたLITONE for Excelの感想を聞かせてください。

安井:LITONE for Excelを選んだ理由の一つが「設定のしやすさ」でした。初見でも直感的に使える印象があります。導入当時はシステム移行の最中で、複雑なツールを扱っている余裕がなかったので、「すぐに使えて現場に負担がかからない」という点は非常に大きなメリットでした。

正直、LITONE for Excelがなければどうしていたかと言われれば、手作業でなんとかやれなくはないんですよ。でも、CSVで出してからExcelに整えるのって、ちょっとしたこととはいえ毎回手間なんですね。そうした細かい作業を解消できて助かりました。


導入の決め手は「汎用性」と「直感的な操作性」移行期を支えるLITONE for Excel

Q:LITONE for Excelを導入したことで、どのような効果やメリットを感じましたか?

安井: 決して劇的な変化ではありませんが、LITONE for Excelは、システム移行の過渡期にありがちな“ちょっと面倒だけど必要”な作業に、ちょうどよくフィットするツールだと感じています。

無理に業務を変えずに、既存のやり方を保ったまま対応できる点は、使いやすく、現場への負担が少ないという意味でも非常に助かりました。

Q:LITONE for Excelをどのように知ったのですか?

安井:きっかけは、Google検索です。「kintone エクセル 」といったキーワードで調べたときに、LITONEの広告がよく出てきたんですよ。「ちょっと見てみるか」と軽い気持ちでクリックしたのが始まりです。

当時は他にもExcel出力ができる製品を探していたのですが、費用面で折り合わないものが多くて……。その点、LITONE for Excelは価格が非常に手頃で、気軽に試せるのが魅力でした。

Q:なぜ、他のツールではなくLITONE for Excelを選んだのでしょうか?

安井:正直に言うと、一番の決め手はコストの安さです。kintoneのExcel出力ができる製品は他にもありますが、比較的高価なものばかりで導入のハードルになっていました。

その点、LITONE for Excelは導入コストが抑えられる上に設定も簡単。移行期でリソースに限りがある中、「すぐに使えて、作業負担が少ない」という点は非常に助かりました。

システム移行の過渡期を、現場に混乱を起こさずに乗り切るうえで、現実的でありがたい選択肢だったと思います。

改善に終わりはない。誰もが業務に集中できる環境を目指して

Q:情報の一元管理やDX化を進める中で、LITONE for Excelはどのような役割を担っていると感じていますか?

安井:これまでExcelや専用システムなど複数のツールで情報を管理していたのですが、今はkintoneに情報を集約し、そこを起点に他のシステムへ展開していくというDXを進めています。

LITONE for Excelはその過程で、既存の業務スタイルを保ちながら、無理なく情報連携を進めるための“橋渡し”的な存在ですね。今まさに移行の過程にあり、LITONE for Excelにもその一端を担ってもらっている形です。

Q:今後のDX推進について、ビジョンがあれば教えてください。

安井:個人的には、業務改善に「終わり」はないと思っています。何か一つを改善しても、次の課題が必ず出てきますし、常に見直し続ける必要があるものだと感じています。

ただ、その積み重ねによって、社員一人ひとりが本来の業務に集中できる環境をつくることができたら、それが一番理想的ですね。特に人材業界は法改正などの変化が多く、柔軟に対応し続けることが求められます。そうした変化にも強く、働きやすい職場をつくることが、今後も改善を進めていく目的です。


編集後記

「移行期に“ちょうどいい”ツールだった」。この言葉に、安井さんのシステム導入に対する現実的な視点が表れていると感じました。劇的な改革ではなくても、日々の業務を止めずに、既存のやり方を尊重しながら前に進む。その姿勢こそが、DXを定着させるうえで大切な初動なのかもしれません。

LITONE for Excelは、kintoneで集約したデータを既存のExcel業務につなげる“実務目線の橋渡し役”として、現場の運用を支え、移行期の負担軽減にしっかりと機能していました。

「低コスト」「設定が簡単」「既存フローを壊さない」で始められるLITONE for Excelは、DX推進の“最初の一歩”として、多くの企業にとって心強い選択肢になるはずです。

今回ご紹介したLITONE for kintoneの詳細はこちら➜https://gbalb.com/litone_report/

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