CASE STUDY 事例紹介

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LITONEウェブアプリ for LINE WORKS株式会社 相浦機械様 「紙と手入力からの脱却」スモールステップで始める現場発DX

2025.12.15

長崎県佐世保市で、ハッチカバーやデッキクレーンなどの舶用大型製品を製造する株式会社相浦機械様。 広大な工場の現場を支えているのが、「製造部 動力設備課 工具室係」による工具や機材の貸し出し・管理・修繕といった日々のサポート業務です。

今回は、紙ベースで行っていた貸出管理の入力作業が業務量として大きな負担となっていた中で、 LITONE ウェブアプリ for LINE WORKSを活用し、業務の効率化に取り組んだ土橋さんにお話を伺いました。


広い工場内の製造を支える、工具管理と調整力

 

Q:株式会社相浦機械について教えてください。

土橋当社は、長崎県佐世保市にある舶用製品メーカーです。主に大型貨物船に搭載されるハッチカバーやデッキクレーンなどの設計・製造・販売・アフターサービスまでを一貫して行っています。広い工場内で、大型設備を活用しながら、製品づくりに取り組んでいます。

▶ 公式HPはこちら: https://www.iknow-m.jp/

Q:土橋さんの業務内容を教えてください

土橋「製造部 動力設備課 工具室係」という部署に所属しています。主に、製品づくりに必要な工具や消耗品の貸し出し・管理・保守点検を担当しています。工具室係は7名が在籍していて、それぞれ分担しながら修理や貸し出し対応に取り組んでいます。

Q:土橋さんの1日は、どのような業務の流れで進んでいくのでしょうか?

土橋朝はまず、製造現場で使用された消耗品の交換から始まります。それと同時に、日々使われている工具の修理や交換作業にも対応していきます。

修理やメンテナンスは、それぞれの担当が作業を分担しています。保守・修繕作業は各担当者がセクションごとに分担して対応しており、私はその全体を見渡しながら、貸し出し管理や修理の進捗を把握・調整する役割を担っています。

Q:工具の数も多くて、管理もかなり大変そうですね。

土橋そうですね。切断機やグラインダーなど工具だけでもかなりの種類がありますし、頻繁に使用されるので、常に使いやすい状態で提供できるように整備しておく必要があります。

さらに、フォークリフトのような大型の作業機械も複数台あるため、貸し出し状況や点検管理にも気を配っています。

タブレットで“紙の山”から解放 LITONE導入で入力作業を効率化

Q:LITONE ウェブアプリ for LINE WORKSを導入する前は、どのような課題があったのでしょうか?

土橋:以前は、フォークリフトの貸し出しを紙で管理していたんですが、記入した用紙の提出忘れなどが発生し、情報がすべて集まらないことが課題でした。

自分自身も、入力作業の途中で別の業務が入ると、後回しになってしまうことが多く、結果的に1〜2時間かけて「入力する時間」を捻出していました。時には、入力のために残業することもありました。

今ではkintoneで約200個のアプリを使っていますが、以前はそれぞれに対応する紙の書類が発生していました。それを1日1日積み重ねていくと、かなりの負荷になっていました。

Q:LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS導入のきっかけを教えてください。

土橋:kintoneを運用する中で、紙ではなくてパソコンやスマホを通じて報告や通知をしたり、情報を共有して、入力作業を減らしたいと考えていました。そのタイミングで、LITONE ウェブアプリ for LINE WORKSのモニター制度を知って、「これは自分たちの課題にフィットするかもしれない」と思い、試してみることにしました。

Q:LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS導入後は、どのような変化がありましたか?

土橋:実際に導入してみると、現場のスタッフがタブレットから報告を直接入力できるようになったので、1〜2時間かかっていた毎日の入力作業はほぼゼロになりました。今は、週に一度の集計と月に一度の月報作成を行う程度です。

日々のデータは自動でkintoneに反映されるため、入力漏れもなくなり、以前抱えていた課題は解消されました。私の業務としても、格段に効率が改善されたと実感しています。

もともとは自分の入力業務の改善が目的でしたが、結果的に現場にも大きなストレスなく導入できて、情報の集約もスムーズになった。そういう意味で、本当に導入してよかったと感じています。

Q:現場の皆さんの意識や取り組みに、何か変化は感じていますか?

土橋:一つ課題を解決すると、また新たに課題が出てくるので、そこをどうやってkintoneに落とし込めるかを、現場と一緒に考えています。

最近はもう、私があれこれ言う前に、現場の人たちが自分から面白がって触ってくれているんです。実際に、試しに作ったアプリが「もっと活用できそうだね」と発展していくことも多いです。その様子を見ていると、「kintoneを利用してよかったな」と実感しています。

上から「これを作れ」と言われて動くのではなくて、現場からアイデアが出てくるので、まさにボトムアップに近い感じですね。

業務の中で「ここをもう少し良くしたい」と感じた部分に対して、自分たちでアプリを作ってみる。行き詰まったときは、仲間と相談しながら解決していく。そんな前向きな取り組みが現場全体に広がっていて、改善が生まれていく流れが出来上がってきています。今、DXに関して追い風が吹いている。そんな状況にあるんじゃないかと思っています。

スモールスタートで始まった、現場発のDX推進

Q:土橋さんは、DX推進の役割を担っていらっしゃるんですね。

土橋:そう言われると、ちょっと大げさな感じがしますね(笑)あくまで私たちのグループが中心になって、「スモールスタートで少しずつ取り組んできた」というのが実際のところです。

きっかけは、自分の業務の中で「もっとこうできたらいいのに」と感じた課題を改善したいと思ったことでした。そこからは私だけではなく、班長を始め、チームメンバーとアプリの運用や改善を進めてきました。上司も理解を示してくれて、少しずつDXの流れが形になってきたと感じています。

最近では、「なんであの部署だけDXが進んでいるの?」と、社内でも少し注目されるようになってきました。それもすべて、「自分たちの業務をちゃんと整理して、分かりやすく見える化していきたい」という小さな業務改善が出発点です。

その小さな積み重ねが、結果として社内でも特徴的な取り組みとして見られるようになったのかもしれません。

Q:仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。

土橋:やっぱり働くみなさんの環境を、少しでも良くできたらという思いは常に持っています。私ひとりで完結する仕事じゃないので、それぞれが管理しやすい形にどうやって落とし込めるかを考えています。

その吸い上げを最終的に私がやるので、どれだけ現場の中でうまくまとめられるかが大事だと思うんです。現場が動きやすいように整えていくのが、自分の役目だと思っています。

Q:最後に、今後のLITONEの活用を含め、どのような業務の展開を考えていますか?

土橋:現状は、フォークリフトの貸し出し管理にLITONEを活用していますが、実は他にも「これに使えたら便利そうだな」というアイデアはたくさんあります。たとえば、工具の貸し出しも見える化したいと思っています。

今後特にやってみたいのは、「安否確認」に関する活用です。広い工場内で誰かが作業に出て戻ってこないと、「何かあったのかな?」と心配になることもあります。とくに夏場は熱中症のリスクもありますし、万が一のときにすぐ気づけないかもしれないという不安もあるんです。

たとえば、「今○○にいます」「戻りました」といった通知がLITONEを通じてスマホやタブレットで届けばすごく安心ですし、便利ですよね。こうした仕組みを通して、さらに働きやすく、安全な職場環境をつくっていけたらと思っています。


編集後記

「自分の業務を改善したい」という気づきから始まり、仲間と共に少しずつ取り組むなかで、気づけば社内にDXの流れを生み出していた土橋さん。「働くみんなが管理しやすい形に落とし込んでいく」。 その一言には、現場の声に耳を傾けながら、丁寧に仕組みを整えていく土橋さんの誠実な姿勢が表れていました。

今回の取材を通じて、紙での煩雑な管理や手作業の集計といった業務課題に対し、LITONE ウェブアプリ for LINE WORKSは、“現場になじむ形でのデジタル化”を無理なく実現できる強力なツールであると、あらためて実感しました。

ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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