サイボウズ事例株式会社たつた様

2024.12.24

株式会社たつた： https://yugashimatatsuta.jp/

業務内容旅館業
製品の利用用途kintoneとLINEの連携

kintoneを導入しホテルシステムと連携することで予約情報を一元管理できる仕組みを構築

株式会社たつた（静岡県伊豆市）は、温泉旅館「湯ヶ島たつた」を運営しています。同社は、チェックイン業務の効率化やお客様対応の改善を目指し、株式会社GlobalBと協力して新たなシステムを構築しました。本事例では、業務効率化の取り組みとその成果を紹介します。

LINEとkintone連携で手間いらずのチェックインシステム

課題に感じていたことなど

【導入背景】
オンライン旅行代理店（OTA）の予約管理やチェックイン業務に課題を抱えていました。複数の予約サイトと提携することで予約管理が煩雑になり、さらにお客様到着時の食事時間の確認や説明などでチェックインに時間がかかっていました。このような課題に対し、予約管理や顧客対応を効率化する新たな仕組みを導入する必要がありました。

【解決策】
これらの課題を解決するために、まずkintoneを導入し、ホテルシステムと連携することで予約情報を一元管理できる仕組みを構築しました。これにより、複数の予約サイトからの情報を簡単に整理し、効率的に管理できるようになりました。また、LINE公式アカウントを活用して予約済のお客様に事前確認を行い、到着前に食事時間の選択を完了させることで、現地での確認作業を削減しました。さらに、LINEとID連携を活用し、温泉の混雑状況をリアルタイムで共有する機能やAIコンシェルジュを導入しました。これにより、お客様からのよくある質問に迅速に対応できる体制が整いました。

これらの取り組みによって、予約管理や顧客対応業務の効率化と顧客満足度の向上を同時に実現しました。

今後どのようになっていきたいか

さらなる効率化と顧客満足度向上を目指し、AI技術の活用を検討中です。OpenAIのChatGPTやその他のAI製品との連携により、業務の自動化を推進し、スタッフが接客に集中できる環境を構築する計画です。

代表の山田大介様は、「これからもデジタル技術を活用し、旅館としての魅力を高めていきたい」と述べており、DXを通じた更なる発展が期待されています。