LITONEウェブアプリ for LINE WORKSLITONEウェブアプリ for LINE WORKSで日報入力の負担を大幅軽減!株式会社 青木工業所様が実現した業務改善

株式会社 青木工業所様は、省人化・省力化を叶えるFA機械や搬送装置などの設計から組立・据付まで手がける、富山県の企業です。
同社では段階的にデジタル化を進めてきましたが、現場の入力負担や集計作業の手間という新たな課題に直面していました。
今回は、常務取締役を務める青木様に「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」の導入によって実現した業務効率化や成果について詳しくお話を伺いました。
「すべては社員の働きやすさのために」現場づくりに込めた想い

Q:まずは御社の事業内容について教えてください。
青木:当社は製造業で、省人・省力化機械、いわゆる「FA(ファクトリーオートメーション)機械」の設計から組立、据付までを一貫して行っています。
FA機械というのは、これまで人間が手作業で行っていた工程を、ボタン一つで機械が全て行ってくれる自動化装置のことで、少子化が進む現在のモノづくりの現場には欠かせないものとなっています。
また、機械単体だけでなく工程と工程の間を繋ぐ「搬送装置」や、画像を用いた「品質管理システム」などもフルオーダーで組み込んでおり、人の手がかからない工場作りの一端を担っています。
株式会社 青木工業所様 公式HPはこちら▶ https://www.aoki-kogyosho.com/
Q:御社のFA機械は、具体的にどのようなお客様のところで活躍しているのでしょうか?
青木:メインのお客様は、日本を代表する大手ファスナーメーカー様です。世界各国の工場で、当社の機械を長年使っていただいています。
Q:青木様のご経歴や、現在の業務内容についても教えていただけますか?
青木:私は15年ほど前にこの会社に入社しました。
現在は常務取締役という立場で経営に携わっていますが、社員30名ほどの小さな地方の中小企業ですので、肩書に関係なく総務・経理から何でもこなす「なんでも屋」です。
私はもともとパソコンを使った仕事が得意だったこともあり、入社当時、社内の事務作業の大半が手書きという状態を見て「これではいけない」と思い、紙の脱却に向けた取り組みを始めました。
今では社内の仕組みを効率化し、それをいかに現場へ浸透させるかが、私のメインの仕事のようになっています。
Q:普段のお仕事や、経営側の立場として大切にされていることは何でしょうか?
青木:最も高いプライオリティを置いているのは、「みんなが働きやすい環境を作ること」です。
社員は一日の大半の時間を会社で過ごしていますから、そこをどれだけ大事にできるかが経営において重要だと考えています。
現場の負担を減らし、いかに快適に働いてもらえるか。その”働きやすさの実現”に向けて力を注いでいます。
スマホから3タップで完了!現場の負担を大幅に軽減した日報報告アプリ
Q:LITONEウェブアプリ for LINE WORKSを導入される前は、どのような課題があったのでしょうか?
青木:完全に紙で管理していた時代を経て、まずはExcelで管理し、さらにその後kintoneを導入しました。
kintoneを運用し始めた段階で社内の情報共有やデータのやり取りはすごく楽になり、ガラッと変わりました。
しかし当社の工場は広く、現場の社員たちは日報を入力するために端末のある場所までわざわざ移動しなければなりません。
さらに入力用の端末は数が限られているため、夕方の時間帯になると端末の前に社員が列を作って順番待ちをするという状況が生まれていました。
Q:kintoneでの入力作業には、どれくらいの時間がかかっていたのでしょうか?
青木:当時のkintoneでは、自分の名前・所属・工事のコード分類を選び、作業時間を入力して1件分の登録ができるという仕様でした。
社員たちは1日の中で複数の案件に対応するため、その案件毎、業務毎にこの入力を繰り返す必要があります。
移動や順番待ちも含めると、1人あたり毎日10分ほどかかっていたと思います。
Q:LITONEウェブアプリ for LINE WORKSの導入によって、その状況はどのように変わりましたか?
青木:今は作業が終わる都度、手元にあるスマートフォンからその場で入力が完結するようになりました。
特に大きかったのは、各図面につけられたQRコードを読み取るだけで入力できるようになったことです。
作業終了後にスマホからQRコードを読み取って時間を入力し、送信するだけの「3タップ」で報告が完了するため、入力にかかる時間が大幅に短縮されました。
時間でいうと、10分程度かかっていたのが30秒くらいに短縮されたイメージですかね。
数百枚に及ぶ図面ごとの工数を正確に把握──原価管理の精度が格段に向上

Q:入力手間の削減以外にも、経営や管理の面で大きなメリットはありましたか?
青木:もう1つの大きな変化は、工数管理の精度が上がったことです。
以前は「この機械に何時間作業した」という大まかな管理しかできませんでした。しかし、各図面へのQRコード付与に加え、LITONEウェブアプリを導入したことにより、図面単位で工数データを記録できるようになりました。
その結果、誰がどの図面を担当しているのか、どこまで作業が進んでいるのかをリアルタイムで把握できるようになったんです。
以前は進捗状況を細かく確認することが難しかったのですが、今は状況をすぐ確認できるようになっています。
Q:原価計算の精度という点ではいかがでしょうか?
青木:当社では、1台の装置を製作するために数百枚の図面を扱います。
以前は、現場の作業者が図面ごとの詳細な工数を紙に記録していましたが、その貴重なデータを収集するところまで手が回らず、十分に活用できていませんでした。
現在はLITONEウェブアプリを通じて、kintone上で図面ごとの工数を確認できるため、「どの図面にどれだけ時間がかかったのか」を正確に把握できます。
原価管理の精度が格段に向上しました。見積もりと実際の工数を照合できるようになったことで、次回の見積の精度向上につながっています。
正確なデータが蓄積されることにより、私としてもデータに自信が持てるようになりました。
ミスを防ぐ仕組みから現場の検索機能まで──LINE WORKSとの連携で現場に浸透
Q:現場の社員様からの反応や、定着へ向けた運用の工夫について教えてください。
青木:普段、現場の社員たちはあまり感想を口にしないのですが、今回は珍しく「やりやすくなった」「入力作業が楽になった」と言ってくれています。
運用の工夫としては、入力漏れやミスを防ぐための自動リマインドの仕組みを構築しました。
2026年4月1日から全員で運用を始めたのですが、最初はやはり入力漏れがあったり、「8時間勤務のはずが25時間になっている」といった入力間違いが発生したりしていました。
最初の1週間ほどは私が毎日データを書き出してチェックし、「ここがおかしいよ」と個別に連絡をしていたんです。
今は、その作業をオートメーション化しました。例えば、勤務時間に対して日報の時間が足りない社員には、翌日にLINE WORKSで「昨日の時間が足りないですよ」と自動でリマインドが飛ぶようにしています。
人間が作業する以上どうしてもミスは起こるものですが、正しく防いだり修正したりする仕組みを組み込めたことで、データの精度は本当に高くなりました。
Q:日報の他にも、LITONEウェブアプリ for LINE WORKSで活用している機能はありますか?
青木:もう一つ、「検索アプリ」を作って現場で使ってもらっています。
日報の「工数入力」と、この「工事番号検索」をそれぞれ個別にアプリ化して、スマホのホーム画面に直接並べているんです。
当社の機械にはすべて8桁の工事番号がついており、部品の購入指示などもすべてこの番号をもとに動いています。
これまでは、「この番号ってどの機械だっけ?」「この機械の工事番号は何番だっけ?」というやり取りが多く発生していました。
それが検索アプリを作ったおかげで、手元の端末からフリーワードで検索するだけで工事番号や案件名、納期などの情報がその場でパッと見られるようになり、仕事がとても楽になりました。
Q:日報入力だけでなく、検索アプリまでかなり使いこなされているのですね。
青木:使ってみて、一番良かったと感じているのがLINE WORKSと連携している点です。
「日報はこのアプリ」「チャットはここ」「電話はここ」とバラバラではなく、LINE WORKSという一つの入り口から日報も連絡もすべて繋がっている。
年配の従業員の多いため、少しでも難しいと受け入れてもらうのが大変なのですが、入り口が1つだからこそ、現場にスッと浸透したのだと感じています。
初めは「ちょっと便利かも」くらいに思っていましたが、実際に使ってみて本当にメリットが大きかったですね。
Q:最後に、今後の活用や、同じような課題を抱える企業へのメッセージをお願いします。
青木:LITONEウェブアプリは、宝探しのような感覚で「もっとこういうことに使えないかな」という気持ちになる、とてもいいシステムだと思います。
自分が頭の中で思い描いていたことよりも、もっと「あんなこともできそう、こんなこともできそう」というアイデアが出てきて、本当に楽しいなと感じています。
それに、今までは全然話さなかったような社員ともメッセージでやり取りできたり、スタンプを送ったり。そうやって、コミュニケーションがすごく図れるようになりました。
特に当社のような地方の中小企業では、働く人の高齢化も進んでいます。
「DXなんて難しそう・・」と感じる企業も多いと思いますが、本来はそうした企業にこそ、誰でも簡単に使えて仕事が楽になる仕組みが必要だと考えています。
LITONEウェブアプリ for LINE WORKSは、年配の社員でも無理なく使えるので、同じような課題を抱える企業にこそぜひ活用してほしいですね。
編集後記
手書きでの管理からExcel、kintone、そして今回のLITONEウェブアプリと一つずつ改善を進めてきた青木さんの心の根底には、常に「みんなが働きやすい環境を作りたい」という想いがありました。
目の前の課題を一つずつ解決し、さらに次の種探しをしている状態を、本当に楽しそうに「宝探しのよう」と表現されていた姿が印象的です。
今回の青木さんのお話から、「日常業務にシステムを合わせること」が現場に浸透するDXにおいて重要な要素だと感じました。
今回ご紹介したLITONEウェブアプリ for LINE WORKSの詳細はこちら➜https://gbalb.com/litone_webapp/
※ QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
この事例のような業務改善を実現したい方へ
LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS は
「だれでも使える、だから定着する」業務改善ツール。
LINE WORKS 上に、kintone と連携する業務アプリを
ノーコードで作成。自社にぴったりの仕組みを自分たちで作れます。















