CASE STUDY 事例紹介

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サイボウズ事例株式会社東部環境グループ様

2023.04.12

株式会社東部環境グループ : https://www.tobukankyo.com/

業務内容廃棄物処理業を主軸とするサステナブル事業
製品の利用用途・出勤簿の印刷と一括PDF化 ・申請書や報告書の印刷 ・経費精算書の印刷

データによる“頑張りの見える化”で、大幅な効率改善と社員のモチベーション向上を実現!
宮城県東松島市に本社を持つ株式会社東部環境グループ。廃棄物処理業として使用済みの廃タイヤのリサイクル業を中心に、クリーンエネルギー事業など環境に配慮したサステナブルな取り組みにも注力してきました。平成23年に見舞われた震災による苦難を乗り越え、現在は宮城県を中心に東北地方、関東地方へと事業、工場を展開するまでに急成長を見せています。
今回、kintoneを導入する背景にあったのは、会社の規模が拡大していく中で従業員やクライアント、集積場が増え、その分管理も大変になってきたということ。そして、コストを抑え効率良く回る運送や営業の最適解を見つけ、アップデートしていくためにITシステムを駆使したデータ管理が必要になったのです。
それまではオリジナルのシステムを使って対応していましたが、カスタマイズの必要性を感じkintoneへと乗り換えました。導入して約5年、2023年現在に至ります。
株式会社東部環境グループ代表の工藤豊和さん、事務を務める稲辺かおるさん、システム運用に携わる相原浩昭さんに導入した感想や使い心地などを伺いました。
Excelや手書きでは見えなかった実績が、いつでもどこでも見えるようになったことで社員の毎日のモチベーションアップにも繋がっています。
課題に感じていたことなど

稲辺さん)kintoneを導入するまでは、出退勤の管理や出勤簿の作成が手書きでした。本社と支社各拠点が離れ、さらに部署ごとに分かれているため勤怠データを集めるのにも時間がかかっていました。そして、今度は時間集計をするのにExcelを起こして転記する必要があり、その作業だけで2日程かかっていました。年々社員数も増えていく中で、データを記録・管理するのがとにかく大変な作業だったんですよね。それが、kintoneを導入してからは、紙に書かなくても現場の従業員もパソコンやスマホで打刻作業が出来るようになり、社労士事務所とのやり取りも全てクラウド上で行えるようになったことで随分と楽になりました。今では入力ミスや漏れが大幅に減り、半日程で作業を完了できるという時間短縮にも繋がりました。
また、各種申請に出勤簿を添付することが多々あるのですが、そういった時に便利なのがLITONEです。個人ごとも、部署ごとも設定して印刷ボタンを押すだけで最適化された状態で出力できるし、PDFデータを1クリックでkintone内に保存することができます。用途によってフレキシブルに対応できるので重宝しています。

相原さん)
kintoneの特徴は、会社の変化に応じてアジャイル(俊敏)に、柔軟に対応することができることにあります。社内の体制や方針が変わっても会社の都合に合わせたカスタマイズが可能です。弊社では一部の部署において給料形態が時間給から実績給に変わりましたが、部署ごとに異なった給料形態にもすぐに対応でき、kintone一つですべての勤怠管理を行えています。
また、実績の管理をkintoneで行うことにより全従業員がスマホやタブレットで一覧化したグラフで見える確認できるため、個人やチームの頑張りが見える化できるようになりました。Excelや手書きでは見えなかった実績が、いつでもどこでも見えるようになったことで社員の毎日のモチベーションアップにも繋がっています。
逆に、kintoneの不足面を挙げると、クラウドに情報を集約しても紙で出力したい時が必ずあり、クラウドのシステムはExcelなどのソフトに比べ印刷機能に乏しさを感じます。その点、LITONEはその弱点を補ってくれる心強いツールになります。今後は、kintoneだけでは難しいことをLITONEのような業務効率アップに繋がるプラグインを連携させ活用することで、出来ることの幅を増やしていきたいと思っています。

今後どのようになっていきたいか

工藤さん)
kintoneの導入により、頑張りが見えるようになったことで、モチベーションの向上はもちろん、社員の意識改革が進んで、業績も向上にもつながりました。現場レベルでクラウドを活用し、さらなるアイディアが自発的に飛び交うようになりました。それは、大きなひとつの成功事例であり、私の思い描く理想の会社経営に一歩近づいたと実感しています。しかし、活用のレベルまで達していない、伝えきれていない部分もあり、まだまだ道半ば。もう一度グラフによるデータ・数字を見直す必要性を改めて痛感しております。全ての生産工程の管理がグラフ化し、個別に細かく見える化にするという理想に少しでも近づけていくために、今後もITやDXを進んで活用していく所存です。

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