サイボウズ事例株式会社山下商店様
株式会社山下商店 : https://www.yamashita-shoten.com/
業務内容鉄スクラップ非鉄金属事業・産業廃棄物中間処理事業など
製品の利用用途kintoneでの帳票作成とLITONEでの出力
様式がバラバラで、管理と共有が不十分。 そんな現状を脱却し、データを活用して業務の“見える化”へ
これまでは、手書きの帳票やExcelをベースとした書類作成で管理していましたが、様式はバラバラでデータは散漫しており、情報の共有や活用が不十分でした。「なんとかシステムを一元化して、効率化や生産性を上げたい」。そんな中でkintoneと出会い、導入を決めてから4年が経ちました。
山下商店代表の山下さんとスタッフを代表して前屋さんに、導入した感想や使い心地について伺いました。
前屋「これまでは、手書きの帳票やエクセルで見積書などを作成していましたが、様式は統一されておらずデータとしてはばらばらに管理されていました。また、紙ベースでの管理は印刷コストがかかり、保管スペースも圧迫。そして、データが散乱しているため管理や確認に時間や手間がかかっていました。
それが、kintoneの導入によってデータはkintone上に一元管理され、散乱していた情報も一括してこのシステム上で確認できるようになりました。また、手書きをやめて全ての情報を入力式にし、計算も自動化されたことで人的ミスが減少し、対応スピードが向上しました。
そして、GlobalBさんの商品であり、kintoneで作成したデータを一括してPDF化してくれる「LITONE」を使うことで自社に合った帳票作成が容易に実現でき、業務の効率化が進みました。
コスト面においても、導入により大幅に削減できたと思います。以前は、印刷を先にしてチェックしてもらっていたため、ミスがあった場合には無駄な時間と労力が発生していました。しかし、kintoneの申請機能を活用することで、承認を得てから印刷することができ、コストダウンの実現が達成できています。
さらに、データの検索や閲覧もkintone上で簡単に行えるようになり、必要な情報に素早くアクセスできるようになりました。これにより、業務の透明性が向上し、意思決定がスムーズに行えるようになりました。
導入後の変化は業務全体に広がり、kintoneを最大限に活用できていなかった導入前とは比べ物にならないほどの生産性向上が実現できていると実感できています。これにより、組織全体がより効果的かつ効率的に業務を遂行できるようになり、今後のビジネスの展開に大きく寄与するのではないかと思っています。
現在、社内ではkintoneがなくてはならない存在になっています。社内の仕事はkintoneを開くことから始まり、トラブルで一時的に開けなくなったりすると業務に支障が出てしまうほどです(笑)」
山下「現在は、事務所内での利用に留まっているkintoneを今後は現場にも展開し、その利用範囲を徐々に広げてデータやグラフを用いた分析・判断ができるような積極的な活用を目指しています。そうすることで、チーム全体の協力体制が強化され、より円滑な業務フローが構築されることが期待されます。これは、単なる業務効率の向上だけでなく、より効果的で戦略的な意思決定を行うためにも必要なことです。
また、当社では現状においてkintoneをまだ最大限に活用できていません。これからは、スケジュール管理や顧客管理などさまざまな視点からの管理においてもkintoneをフル活用していきたいと考えています。そして、業務プロセスの透明性の向上と、より迅速で正確な情報を得られることを期待しています。
kintoneは、業務の効率化だけでなくビジネス戦略の立案や実行においても強力なツールになると確信しています。データを使った予測は、迅速で適切な対策を講じる上で非常に有益です。今後の展開では、新たな課題への対応や効果的なリソース配分に向けて、kintoneを中心にした情報管理がカギとなることでしょう」
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